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左がえびす、右がみやこ
【かぼちゃ食べ比べ】えびす VS みやこ
北海道のかぼちゃを代表するえびす南瓜・味平カボチャ・みやこ南瓜・九十九里かぼちゃ...
<西洋かぼちゃ 可食部100g当たり>(出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂))
カロリー91kcal たんぱく質1.9g 脂質0.3g 炭水化物20.6g(水溶性食物繊維0.9g 不溶性食物繊維2.6g)
ビタミンB1 0.07mg ビタミンB2 0.09mg ナイアシン1.5mg ビタミンB6 0.22mg ビタミンC 43mg
ナトリウム1mg カリウム450mg カルシウム15mg マグネシウム25mg リン43mg 鉄0.5mg 亜鉛0.3mg
自分が知る数値と異なるという場合、
最新の『日本食品標準成分表』をご確認ください。

左がえびす、右がみやこ
西洋かぼちゃの主流といわれる2大品種“えびす”と“みやこ”
タイミングよくどちらも手に入ったため、食べ比べてみることに。
北海道での作付面積がダントツ第1位を誇る“えびす”の特徴は、
「皮の溝はとても浅く、溝の部分は薄い緑色」
「果肉は濃黄色で厚く、柔らかい」
「西洋南瓜の中では粘質系」
「ほくほくとねっとりの両方を楽しめる」
「肉質はやや粘質がかった粉質で食味良好」
「ホクホクした食感と独特の濃厚な甘味」
道内各地で栽培されている“みやこ”の特徴は、
「濃い緑の表皮に薄い緑色のストライプ入り」
「甘みが強くホクホクした滑らかな舌触り」
「ホクホクとした食感を追及した品種」
「食味よく品質にすぐれる果肉は濃黄で粉質」
どちらも西洋かぼちゃの主要品種とされながら、
“みやこ”も各サイトで名があがっているものの、
情報量は“えびす”の方がダントツで多い。
もちろん甘みもほしいけど、何より求めるのはホクホク感。
そんな自分は“みやこ”の方が好きだと予想。

さほど大きくない割に、なかなか頑固なみやこ。
ようやく真っ二つにしてもまだ切りにくいほど固い。

一方、えびすはみやこより大きいのに切りやすく、
切り分ける時点で果肉の柔らかさを実感。
種とワタを取り除くと、えびすは約1.6kg、みやこは約1.3kg。

このみやこ、なんと甘いことでしょう。
一口目から強い甘みをはじめ、食味の良さにも感動。

品質が優れていると評価されるのも頷ける。


舌触りなめらかな粉質系。

追求したというほどはホクホクじゃないけど、
適度な水分を含んだ上品な舌触りに問題なし。

えびすはというと、こちらもまた甘い。
濃厚と同時に、確かに独特な甘み。
きっとこれこそ誰もが思い浮かべるかぼちゃの味わい。

甘みが強いというより味が濃厚、間違いなく食味良好。


今までホクホク感だけを求めていた自分に、
それだけが全てじゃないと教えてくれたのが、このえびす。

あっさりサラリではなく、凝縮したようにまったりねっとり。
この口当たりがさらに味わいの濃厚さを際立たせる。

左がえびす、右がみやこ。
今回驚いたのは両方が持つ強い甘みより、風味の違い。
大げさじゃなく、思わず目を見開いてしまったほど。
こうして比べると、別々だとあまり感じない違いが明確。

奥がえびす、手前がみやこ。
甘みが強く、風味が豊か、濃厚な味わい、優れた品質。
どちらにも全てあてはまるものの、決してどれも同じじゃない。
同じかぼちゃでありながら、これほど違うとは思わなかった。
言葉では伝えられない、これは実際に食べ比べてもらうしかない。

上がえびす、下がみやこ。
なめらかな舌触り、上品な口当たり、適度に含んだ水分。
それもまた両方にいえることながら、やっぱり全く違う。
最初に食べたのはみやこ、そのときはやっぱりみやこが好きだと思った。
でも次にえびすを口に入れたとき、いっぱいに広がる甘みと風味に驚嘆。
似ているようで全く違う2大品種、どちらが好きかなんて比べられない。
今回、大好きなかぼちゃの奥深さを教わりました。
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【2015-11-06(Fri) 21:35:47】
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